3月5日(日) 鳳来山なんでも探検(@酒田市)

「やまがた雪文化マイスター」の鳥海やわたインタープリター協会が主催する
冬山トレッキングにやってきました。
今回は鳳来山登頂にチャレンジします。

AM8:00 酒田市民会館 希望ホール集合

まずは出発地点の鳥海山荘までバスで移動します。
本日の参加人数は15名。皆さん、今日のトレッキングをとても楽しみにしていたそうです。

AM8:45 鳥海山荘

鳥海山荘ロビーで
鳥海インタープリター協会 副会長 信夫 効次(しのぶ こうじ)さんより
今回のイベントの概略や登山ルートについての説明がありました。
いよいよ出発です!

AM9:15 出発

登山口までは道路を歩きます。
途中、鳥海高原家族旅行村という、キャンプ場、ケビン棟、ツリーハウスなどの宿泊施設やゴルフ場が併設された広大なレジャー施設を通りました。

ここからは、いよいよ本格的な雪山に入ります。

まずは、かんじきの装着方法の説明がありました。
地域によって装着方法が違うそうで、「八幡のかんじき」は絶対取れないとのこと。
装備がしっかり整ったら、冬山トレッキング開始です。

3班に分かれて、山を登ります。

3m以上の積雪の上を、かんじきを履いて歩いていきます。
かんじきがあっても足を取られることが多く、思うように進みません。
そのために体力の消耗も激しく、徐々に息が上がってきます。

登山の途中で見つけた鳥箱は、今日よりも積雪が多かった時に設置したものだそうです。
今の積雪ではとても届かない高い所にあります。

さらには木の枝が折り重なっている巣のようなものを見つけました。
これは“くまだな”と言って、クマが、ナラ、ミズナラ、クリなどの実を、枝ごと折り取って食べ、枝を尻の下に敷いていった結果、出来上がるものだそうです。

野生の動物たちが生きている証がいたるところに見つかります。
これもトレッキングの楽しみの一つです。

休憩を挟みながら、鳳来山頂上を目指します。
今日は非常に天気が良いため、ルートを変えずに目的地に向かうことができます。

AM11:20 頂上到着

そして、ついに頂上に到着!!
それぞれが達成感を感じながら、周囲の景色を楽しんだり、記念撮影を行います。
この壮大な景色はきっとここでしか見ることができません。感動の瞬間です。
頂上付近は気温も低く、体感温度も下がっていたので、差し入れの温かい飲み物やチョコレートなどを皆でシェアしました。

名残惜しいですが、ここからは下山です。

木々をご覧ください。
片方の面だけが海側からの風と雪に削られるため木々の肌の様子が違っているのだそうです。
確かによく見ると、表面がハッキリと二つに分かれています。
その土地ならではの自然現象を間近で感じることができるのも貴重な体験です。

PM1:00 鳥海山荘到着 昼食

無事に下山することができました。
体を温めて、今日の一日を参加者と共に振り返ります。

そして鳥海山荘では美味しい昼食をいただきました。

とちの実から作られる、ほんのり苦味のある独特な風味の「とちもち」です。

鳥海山荘ではお風呂に入ることもできます。
宿泊も可能ですので、トレッキングをされる方はぜひご利用ください。

PM2:30 鳥海山荘出発

PM3:30 酒田市民会館 希望ホール 解散

今回は天候に恵まれていたようで、10回に1回あるかないかの晴天だと主催者の方は話していました。参加者は高齢の方も多くいらっしゃいましたが、山を登る姿は皆さんとてもパワフルで、このイベントを心から楽しんでいるのが伝わってきます。
「冬は7回くらいだけど、夏は何十回も登っている」と話している方もいました。
 
鳥海やわたインタープリター協会では、季節ごとに自然と触れ合えるイベントを様々企画していて、
地元の学校などで課外教室も行っています。
実際に見て、触れて、その土地を体験すること。写真では分からない感動の風景がそこにあります。
たくさんの雪文化が残る山形県だからこそ、多くの楽しみや発見があります。
ぜひ多くの皆様にも体験してほしいと思いました。