「深山和紙」(白鷹町)の紙漉きを体験しました!



白鷹町深山地区にある深山和紙振興研究センターにやってきました。
今日は、雪文化マイスターの高橋恵さん に紙漉きを教わります!





深山和紙は、およそ400年前の江戸時代初期に始まったとも伝えられています。
現在も、深山で栽培される楮(こうぞ)とノリウツギを原料にして、和紙が作られています。





テレビでは見たことがある和紙漉きですが、実際に体験するのは初めて。
うまく漉けるか不安です。
まずはマイスターの高橋さんがお手本を見せてくれました。





簀(す)を縦横に揺すりながら漉き上げます。
この横の動きが、深山和紙の特徴の一つだそうです。
すくい、揺すり、捨て、すくい、揺すり、捨て、と二度繰り返すと作業終了です。


「じゃあ、やってみましょう!」
、、、心の準備ができていませんが、挑戦します。





肩に力が入っているのがわかります、、、。
きれいに波を打つように揺する作業は難しいです。







実は1回目の出来に満足がいかず、リベンジさせていただいたのですが、2回目は少し上達した気がしました!
ここから、水分を切り、乾燥させることで和紙が完成します。


体験終了後、高橋さんから一連の工程を教えていただきました。
漉き作業はあっという間に終了しますが、実は漉き作業にたどりつくまでの工程が多いこと、手作業が多いことに驚かされます。





手間をかけて作られた和紙は、卒業証書や名刺、便箋にも用いられ、地域に根付いています。


~1週間後~


やさしい手触りの和紙が届きました。





自分で漉いたこともあり、愛着が湧きます!

深山和紙振興研究センターでは和紙漉き体験を実施しています(2週前まで要予約)。
ぜひ一度、「マイ和紙」を漉きに行ってみてはいかがでしょうか。

*体験情報*
開催期間:4月~12月まで
体験料金:800円
問い合わせ先:0238-85-3426